令和3年度のスタート
2021年4月8日 18時11分例年より早く桜の花の季節が過ぎ、かわりに淡い緑が美しい葉桜の萌えいずる季節となりました。本日4月8日。令和3年度1学期の始業式および入学式を行いました。
新任式では、今年度転任してきた4名の先生の紹介がありました。保中独自の黙想で心を静めた後、先生方一人一人の話に耳を傾けます。しっかりと前を向き、中にはうなずきながら話を聞く生徒がいて、保中生の素直さ、誠実さに感動しました。統合5年目となる今年、始業式では、校歌の歌詞の中にある「笑顔輝く人となれ」を取り上げ、統合当時の旧保内中生と青石中生の思いを考えました。また、生徒会長のメッセージ「私たちにしかできない保内中学校を創りあげること」を紹介しました。2年生・3年生の代表の生徒からは、それぞれ今年にかける思いを語っていました。一つ学年も上がり、頼もしさが増えました。
午後からの入学式では、吹奏楽部の演奏が体育館に響き渡り、2・3年生の温かい拍手の中、新入生81名が堂々と入場してきました。しっかりと顔を上げ、きりりと引き締まった表情から、中学生としてのやる気を感じました。そして、圧巻は2・3年生の校歌の歌声。心が震えました。「これぞ、保中生の歌声」を聞かせてもらいました。私は式辞の中で、3年生女子の言葉を使わせてもらい、「今の時代だからこそ、顔と顔を合わせて相手の気持ちを感じ取ること」「お互いを高める言葉を掛け合うこと」を話しました。2・3年生代表と1年生代表の言葉は、保内中の伝統を意識した言葉で、これまでの教育活動がいかに充実していたかが分かりました。
1年生81名を加えて、全校生徒268名での保内中学校5年目のスタートです。一人一人の笑顔が輝くように、全力を尽くしていきたいと思います。保護者の皆様、ご来賓の皆様、本日はありがとうございました。1年間、よろしくお願いします。