脚下照顧
2024年5月24日 09時15分4月から毎朝、トイレのスリッパを見てきましたが、今日初めて、2か所でスリッパが乱れていました。
新しい学年にも慣れ、少し気が緩み始めてきた時期なのかなと思ってスリッパを並べていると、どのトイレにも貼ってある文字が目に入ってきました。
「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」
私はてっきり「足元を見て履物を整えましょう」的な言葉だと思っていました。しかし、調べてみると「自分の足元をよく見なさい」という意味から転じて、「身近なことに十分気をつけなさい」、「他に向かって理屈を述べる前に、まずは自分のことをよく反省しなさい」といった意味があることが分かりました。
「気が緩み始めているのは、子供たちではなく自分ではないだろうか?」
「生徒に疲れや不安がないか表情を見て把握できているのか」
自分自身を振り返る朝のスタートでした。